国立大の資産運用会社

国立大に資産運用会社 収益力強化「22年に法改正案」 - 日本経済新聞2021年3月15日


"井上氏は「欧米と比べて日本の大学の財政力は非常に脆弱だ」と指摘した。米国のハーバード大は19年度に4.5兆円、スタンフォード大が3兆円の基金をもつ。東大や京大は事実上の基金にあたる「余裕金」を保有するが残高は200億円に満たない。私立大は原則として資産運用の制限がなく、政府は国立大の経営環境の改善を急ぐ。"

英国のオックスフォードとケンブリッジはそれぞれ1兆円程度で日本よりは多いですが、米国に比べると圧倒的に少なく、またそれぞれのカレッジに資産が分散しているので統制が効かない。そう言えば確かオックスフォードはSequoia CapitalのMike MoritzがChrist Churchに£100Mほど寄付する際に大学に資産運用組織を作らせたことがあったかと思います。それにしても、ハーバードもスタンフォードもやはり凄い規模です。