チュートリアル

 


カレッジのチューターが医学部生向けにテュートリアルの説明をしています。2-3人で行う少人数のテュートリアルがオックスフォード大学の学部教育の特徴です。テュートリアルのない大学院の授業と比較すると、これはなんと贅沢な教育機会だったのかと痛感してしまいます。

この動画で説明していますが、議論をしながら自分の意見を持たせる、まだ答えが分かっていない事への質問を引き出す、というテュートリアル教育をもっと普及させたいと思います。

学問に関心がある学生が、その分野の専門家の教授と少人数で継続的にディスカションする仕組みは、アメリカ的なケーススタディや、グループディスカッション、グループワークともまた異なるものです。学生同士で学び合わせる的なグループワークとかは教える側にとっては効率的で手間がかからないのではと思いますが、個人的には馴染めていません。

教える側も学ぶ側も手間がかかりますが、各分野の専門家と2-3人で議論しながら学べるような大人向けのテュートリアル教育の場があるといいなと思っております。