Posts

ロジャー・ペンローズ

Image
  ペンローズがノーベル賞を取ったシンギュラリティ理論の話から、ホーキングがそれをビッグバンに拡張して話やビッグバン前の宇宙についての話、最後の忌部ユーでは、次の物理学のフロンティアは「意識」の問題である事を熱く語っておりました。機械が計算できる事と我々が理解するという事の違い。理解するには意識が必要で、量子コンピューターでもできない。量子力学も計算の応用はできるが、波動関数の崩壊の説明はできない。シュレーディンガーもその問題からは目を背けていた。最高のレクチャーでした。

Antifragile:反脆弱性

Image
  Vinod Khoslaが以前スタンフォード・ビジネス・スクールのインタビューで言及 していたブラックスワンの著者による『 Antifragile 』 (邦訳: 反脆弱性 )。 "an option is what makes you antifragile and allows you to benefit from the positive side of uncertainty, without a corresponding serious harm from the negative side." というのは実はVCの真髄です。 VCを産んだ米国のアセットはリスク・テークとオプションの活用にあり、対して今の日本は失敗を恥とし、人々はリスクを隠して目を頭り、事なかれとする姿勢が原発事故を招く、日本には敗者への敬意、判官贔屓の伝統がある筈だが、と手厳しい。これが今の日本の世界からの見え方になっています。これは何とか変えたいですね。 "Like Britain in the Industrial Revolution, America’s asset is, simply, risk taking and the use of optionality, this remarkable ability to engage in rational forms of trial and error, with no comparative shame in failing, starting again, and repeating failure. In modern Japan, by contrast, shame comes with failure, which causes people to hide risks under the rug, financial or nuclear, making small benefits while sitting on dynamite, an attitude that strangely contrasts with their traditional respect for fallen heroes and the so-called nobility of failu...

ホーキング

Image
予想裏切るノーベル物理学賞、存命ならホーキング氏も? 日本経済新聞2020年10月7日  ホーキングはハンディもあった事から素粒子のように当時時流ではなかったブラックホールの理論という実験での検証が難しくノーベル賞から遠そうなテーマを敢えて逆張りで選んだようですが、もし存命であればホーキングも受賞していたと思うと感慨深いです。30年近く前ホーキングが車椅子でオックスフォード・ユニオンのディベートに参加したのを学部時代に聴きました。聴衆から「神はいるか」との質問が出て、数分ほど沈黙した後に機械音で「NO」と答えていたのを覚えています。

ノーベル物理学賞

Image
今年 2020年のノーベル物理学賞 はブラックホールに関する研究などで大きな貢献をしたイギリスのオックスフォード大学のロジャー・ペンローズ氏ら3人。ホーキング博士も生きていたら対象だったのでしょうね。

通勤の心理学

Image
心理学では人間は良くても悪くても境遇に適応して幸せを感じるようになるのですが、 長時間の通勤はその例外で慣れる事なく惨めな心境のままらしい。WFHは良い社会変化。コロナ後のオンデマンド通勤が普及すると幸せの向上に貢献しますね。 “There's some surprising exceptions to this, happiness, researchers argue, you never really get used to a long commute. If you're miserable commuting to work on day one, you're going to be miserable a year later.” Courseraの「 心理学入門 」から。

フリン効果(Flynn Effect)

Image
  人間の知能指数が年々上昇しているフリン効果(Flynn Effect) Courseraの「 心理学入門 」から。

20世紀の偉大な物理学上の発見

Image
The Greatest Physics Discoveries of the 20th Century オックスフォード主催のノーベル賞物理学者4名によるZoomイベント。世界中から3000人の参加者。20世紀の偉大な物理学上の発見について議論。4人とも量子力学、宇宙の膨張が1人。量子力学は驚くべき正確性を有し近年の半導体技術やそもそも化学的存在の前提を解明。量子力学の観測者の問題を解決する理論はあるか。情報理論と量子力学の関係はまだよく分かっていない。ブラックホールの中での情報の行方。観測者問題を解決する理論はまだない。量子力学の色々な説明はそれが新しい予測を伴わない限り意味なく「黙って計算しろ」派2名。現在の量子力学を内包する新しい理論は今の人間の脳のハードウェアで対応できるのか、もしかすると脳をシリコンで増強しないと対応できないかどうか。数学は人間が人工的に生み出した言語なのか。コンピュータの計算力とシミュレーションは新しいツール。ダークマターとダークエネルギーは後1000年解明されないかもしれない、などなど刺激的な深夜の2時間半。コロナだから実現できて世界中から参加できた大変貴重な機会でした。録画が公開されるといいですね。

日本の高校からの進学

Image
  日本の高校からの進学 - Entering Oxford from a Japanese High School

物理学科同窓会

Image
陽子と電子の電荷が符号以外全く同じなのはなぜか?オックスフォード物理学科同窓会で出ていた質問。

Der Teil und das Ganze

Image