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大学に年3%の事業成長を課す10兆円ファンド

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日本経済新聞2022年2月25日記事「 国内大学、遠い世界レベル 10兆円ファンド運用にリスク 」からのメモ。 ファンドで人工知能(AI)や量子技術など最先端研究を後押し。 支援校は「国際卓越研究大学」として、当初2~3校、段階的に6校程度に拡大。 年3000億円の運用益目標で1大学数百億円規模を支援。24年度から運用益を配分。 米ハーバード大が4.5兆円、英ケンブリッジ大が1兆円規模の基金。米エール大や英オックスフォード大は年9%の収益を稼ぐことも。 卒業生の寄付金が主な原資で大学の自己責任で運用のリスク。 日本のファンドの主な財源は税金 。元金、金利の返済が必要。損失が生じた場合の穴埋め、低金利下で安定的運用益を配分できるにリスク。 政府は23年度にもファンドによる支援先決定。日本経済新聞による学長アンケートでは国公立、私立の40大学が関心。 政府による大学の支援要件:①事業収入の年3%成長②「合議体」の設置③高い研究力。 事業収入は国立大の場合、大学発ベンチャーを通じた知的財産による収入、企業からの共同研究の協力金等。 大学は3%成長が可能になるような事業戦略を示し政府が審査。 支援を開始したあとに事業収入の増加率が単年度で3%を下回ってもすぐに支援を打ち切らないも、 国/JSTが事業戦略もみて長期的な視点で継続するかを判断。 合議体は大学の執行部から独立し中長期の経営戦略などを担う。国立大の場合は「法人総合戦略会議(仮称)」と称し財務計画など経営の重要事項を決定。会議の構成員の人数は10人程度が適当。執行部には経営と研究の担当者を分けて配置。 経営の資質に優れた人材を集める 。22年度以降に国立大学法人法の改正を検討。 ファンドは科学技術振興機構(JST)に設置する。実際の運用は資産運用の会社に委託。法改正し JSTの運用担当の理事に農林中央金庫の出身者が就き専門スタッフを集めた 。 税金による政府の10兆円大学ファンド。支援には大学での事業収入の年3%成長が要件。大学は3%成長が可能になるような事業戦略を示し政府が審査。経営目線を入れて大学に事業成長を課す。それで大学の国際競争力は上がるだろうか。海外の大学は卒業生の寄付が財源、運用にも研究にも政府は当然関与せず。良い研究には学問の独立と自由が必要とも思う。 cf. 早稲田大学のエンダウメント

人間の死にざま

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 「 生き物の死にざま 」に「死」という生命の発明について考えさせられる。 カゲロウが3億年生き残り続けたのは、儚い命の為。生物は次の世代の為に生きる。個体の「死」は種としての存続のための新陳代謝のメカニズムなのだ。 不老不死のクラゲとして知られる ベニクラゲ には、5億年間生き続けているものもいるのでは。 そもそも、単細胞生物には「死」がない。ひたすら自分のコピーを繰り返す単細胞生物には生物学的な定義での「死」はないとされている。 38億年の生物の歴史中、単細胞生物しかいなかった28億年間は生物に「死」はなかった。 「死」は10億年ほど前に多細胞になった生物が自ら作り出した偉大な発明なのである。 「死」のない単細胞生物はコピーミスによる劣化が起こり、また環境変化に適合っできないと種として絶滅するリスクがある。 新しいものを作りだす仕組みが「死」なのである。生命は「死」という再生の仕組みを作り出した。 多細胞生物でも アブラムシは同じ遺伝子を持ったクローンを作る。環境が合わないと絶滅する。 哺乳類で珍しく真社会性生物の ハダカデバネズミ は老化しない。不老長寿。年齢に関わらず病気や外部用要因による死亡率sが一定。おいくることはなくても死は常に隣り合わせ。 テロメア を進化させて、老いて死ぬ事は生物が望んで作った仕組み。 人間の倫理学を説いたカントが動物は人間の為に存在すると言ったらしく、動物は倫理学の対象外だったのかと思う。 1990年のオックスフォード大学のオープン・デーで生物学の講義をしていた リチャード・ドーキンス 先生が、講義の終わりに学生から「人はなぜ生きているのか」と問われて「遺伝子を伝える為」と答え切ったのを覚えている。ドーキンス先生的にはキャリアである人間は死んでも遺伝子は存続するのだが、意識を持った人間は自分が死んでも他人の記憶の中でも生き続けるのだろうと思う。すると、人間の死にざまは、それぞれがどのような物語を残せるのかにかかっているのではないか。 cf.  若返りの方法がここから見つかる!不老不死の生物・べニクラゲがもつ驚異の力 不老不死の鍵を握る哺乳類「ハダカデバネズミ」。老化を見せず生殖も(今のところ)永遠に続ける 知っておきたいテロメアとエイジングの関係

失敗のすすめ

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ベンチャーキャピタルの秘伝の一つは、我々があらゆる失敗の経験を蓄積していることにあります。何かに取り組む際におおよそどのようなトラブルが起こるか予測がつき、それらのリスクをマネージしていくことでダウンサイド・シナリオを避けて行きます。成功には再現性はありませんが、失敗には再現性があります。その観点でも失敗は財産なのです。 致命的でクリティカルな悪い失敗を何とか回避しつつ、良い失敗を積みかさねて活かしていく事が大事です。自分は避けたいですが、他人や他社、他国の致命的な失敗も学ぶことで財産となります。 自分の関与先でも上手くいかない事は当然多々あります。全ての投資先において常に失敗とトラブルの連続です。上手くいくかどうかの違いは、諦めずに続けられたかどうか、失敗から学び失敗を活かしながら変わり続けられたかどうか、致命的でクリティカルな失敗で詰まなかったかどうか、だけかと思います。また、失敗をして危機的な状況下では逃げたり責任を押し付けたり(忍法掌返し、と言われる術)をする人々が出てきますが、誰が逃げず最後まで一緒に戦える真の仲間と同志だったか判別する局面でもあります。そのような戦友がまた自分の財産となるのです。 日本の失敗を恥じて隠す文化が、悪い致命的な失敗を招きます。これが日本のイノベーションの阻害要因となっています。日本の減点主義の教育の問題と、失敗した際に組織の面子と体裁を保つことだけに終始して、最後は辞任するだけで解決として全てを無かったこととして問題に蓋をする近年の日本の風習が原因かと思います。 成功は失敗と一体として生じるもので、失敗なくして成功も生ません。 以前必敗の経験を共有しようと試みた事がありましたが、中々難しく、「 失敗学のすすめ 」の以下が参考になるかと思いました。 ・失敗情報は主観で伝達。客観的な失敗情報は役に立たない ・失敗した人がどんな事を考え、どんな気持ちでいたかを第一人称で伝達する ・失敗の知識化のフォーマット   「・・・で死にそうになった事」など分かり易い タイトル     事象     経過     原因 (発生時にどう感じたか推定原因)     対処 (失敗前から失敗後)     総括     知識化 ...

人類がつくった人工物の総量が地球上の生物量を上回るという転換点

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 人間がつくった「人工物」の総量は、こうして地球上の生物量を上回った (WIRED2020年12月記事)。 人工物をリサイクルしないと人類は滅びますね。 <記事のまとめ> 2020年かその前後2〜3年の間に、生物と人工物という2種類の物質の総量が逆転する転換点を迎える。 人間が生み出した人工物(人為起源物質)の総量が約1兆1,000億トンに達し、地球上の生物の量を上回った(『Nature』21年12月9日論文)。 生物量(水分を除いた乾燥重量)には、植物、動物、微生物など、生きているあらゆる有機体の重量が含まれる。 20世紀初頭には人工物の量は生物量の3パーセントにすぎず、この100年余りの間に急激に増加、年間300億トンずつ生産されている推算。 生産量が急激に増えただけではない。使用価値がなくなったものは、再利用可能でない限り、ただ廃棄されるようになったのである。言い換えれば、そうした人工物が蓄積されていく一方で、人間は自然界の生物を着々と消滅させ、いまや両者がほぼ同量になってしまったのだ。 このペースが続けば、20年後には人工物量が生物量の3倍近くに達する。 人工物の大部分を占めるのが建築資材。コンクリートを筆頭に、砂利などの骨材を含む建築資材が第2次世界大戦後に急増し、人工物のほとんどを占める(地球全体の数字)。 世界各地で生活水潤上がり、スマートフォンからクルマまで、さまざまなモノをどんどん買うように。使われているものと廃棄されたもの、リサイクルされたものを含め、プラスティックの量だけでも80億トンにのぼる。これは地球上にいる動物の総重量の2倍にあたる。 映画マトリックスでは、人間はある場所にやってくると増殖を繰り返し、ついには「あらゆる天然資源を使い尽くしてしまう」。つまり、ウイルスみたいなもの。 人工物のこうした急激な増加は持続できるものではない。どこまでくれば限界なのか正確にはわかっていない。 人類は弱毒化するのだろうか?

ウィルスの不思議

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地球上のウィルス全体の方が人類全体より重い ウィルスに関心を持たざるをえない。 医学者が対象とする人間が感染し病気となるウィルスは生物全体の保有するウィルスのごく一部。 「 京大おどろきのウイルス学講義 」は 獣医学者による人間以外の保有するウィルスを含めた解説。ウィルスについてまだ殆ど未知な事が良く分かる。また、生物はウィルスと共進化してきた切っても切れない関係。一心同体の関係で未来永劫共存していく相手。というよりも、そもそも生命の誕生に関わっており、また生命の進化も担ってきたウィルスは、極めて不思議な増殖マシーンで興味が尽きない。 ウィルスは遺伝情報を包んだ粒子。神が創った増殖レゴマシーンとしか思えない。 ウィルスは自分自身ではエネルギーを作れず。 ウィルスは自分自身では増殖できず、生物の宿主の生きた細胞に入って増殖する。 細胞は2つにしか分裂できないが、ウィルスは一気に多数に増殖できる。 ウィルスは30nm-400nmの大きさ。 地球上に膨大なウィルスが存在。海水中の深海では1mlに100万個、沿岸の海水では1億個のウィルスが存在。 どんな働きをしているのかまったくわからないウィルスばかり。 物質量カーボン炭素量で見積もると、人類全体より地球上のウィルス全体の方が重いとと推測されている、という衝撃。 生物のDNA中にウィルスの遺伝情報。レトロウィルスは生物の進化に大きな役割。生物とウィルスは共進化。 ちなみに、この共進化が物質から生命への進化を可能にしたカギのようだ。 東京大学の研究成果「 物質から生命への進化を可能にしたカギは寄生体との共進化か 」 これまでウイルスなどの寄生体と宿主生物との共進化は、生物進化における重要な駆動力のひとつだと考えられてきましたが、本研究成果は、その起源が生命誕生前までさかのぼる可能性を示しています。寄生体との共進化が、物質から生命への進化を可能にしたカギだったのではないかと発表者らは考えています

大隈重信没後100年

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早稲田大学の創設者、大隈重信は1922年1月10日に早稲田で亡くなりました。明日の2022年1月10日は 大隈重信没後100年 との事でお墓参りをさせて頂きました。 100年を経った今でも多くの方がお参りにこられる大きなお墓は、オックスフォードのホールの肖像画のにょうに「 何かを学び,成さんとする人に対し,示唆を与え 」られるような場所でした。 大隈重信は近代日本の立ち上げに尽力され、早稲田大学という想いのこもった大学を設立されたご功績に対して想いを寄せ、自分も同じように世に貢献したいと願って手を合わせました。 2022年1月4日の投稿「大隈重信」 中の引用を改めて思い起こしまた。   「経済発展も大隈は「イギリスの商業は自由貿易を主義として「大陸」を相手として世界のいたるところで「競争」してきたので発達してきた、とイギリスを理想のモデルとしてとらえる」。また「列強に対抗するためにも、さらなる教育の充実を主張した。読み書きや、国民の「心性を開拓」して知識を啓発する普通教育だけでなく、「専門学の講究」(高等専門教育と研究) も重要だと言う。それは、政治経済法律や商業などと、技術教育、さらに「発明」である。日本の学者は「発明」を欧米に委ねて、その成果を模倣するという姿勢でいるが、もっと発奮すべきであると批判する。」   「大隈は、三井・住友・藤田・安田・古河といった「第一流の実業家」も含めた実業家たちが、「百姓や労働者や小さな実業家」などに向かっては尊大で 威張っているが、「役人」〔閣僚や官僚〕 に対しては「勢力が無い」、「頭が上がらぬ」というように、いまだに「専制時代」の臆病風に吹かれていると述べて、実業家の気概ある行動を求めた。」 「大隈や早大関係者は、オックスフォード大学のようなスタイルを取り入れ、官学である帝国大学と競い合おうとしたのである。」

益田孝さんのお墓を表敬訪問

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三井物産の創設者の 益田孝 さんを表敬しお墓参りをさせて頂きました。  1876年に三井物産が設立された時はベンチャー企業だった。 「1876年、創立時の旧三井物産社は職員16名、指揮を執るのは27歳の青年社長・益田孝だ。今でいうベンチャー企業である。」 旧三井物産初代社長 益田孝氏 「眼前の利に迷い、永遠の利を忘れるごときことなく、遠大な希望を抱かれること望む」 「 新会社はその定款で、「貿易」を本務とした。益田は「三井物産会社を創立したのは、大いに貿易をやろうというのが眼目であった。金が欲しいのではない、仕事がしたいと思ったのだ」と振り返っている。また志として「眼前の利に迷い、永遠の利を忘れるごときことなく、遠大な希望を抱かれること望む」と述べている。」( あゆみ 旧三井物産の創立と初代社長・益田孝 27歳の青年社長と16人の精鋭 より) 1876年、創立時の旧三井物産社屋 新たに三井物産のようなベンチャー企業を今の日本から生み出すという遠大な希望を抱いて手を合わせた。

「最初のベンチャーキャピタリスト」に学ぶ、VCの使命と原点

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  「The First Venture Capitalist: Georges Doriot on Leadership, Capital, & Business Organization」 1946年に最初のVC投資会社 アメリカン・リサーチ&デベロップメント   (ARD)社を設立した「最初のベンチャーキャピタリスト」 ジョージ・ドリオ (Georges Doriot  1899 – 1987) 氏についての本。ドリオ氏はハーバード・ビジネス・スクールの教授でINSEADの設立にも関わった。大分前にARCHのオフィスに行った際に沢山置いてあったのを1冊頂いた思い出のある本。 ARDは米国で最初に創業期の技術系ベンチャーに組織的に投資する事業を始めたVCの原点。当初はMIT発のベンチャーへの投資が中心で、その中から創業期から投資をしたDEC社が大成功した。 ARD社は自身が上場していたVC投資会社で、今のファンド形式のVCが確立される前であったこともあり、キャピタリストへのインセンティブ設計がまだなくリテンションには苦労したようだが、ドリオ氏とARD社のメンバーは大学に埋もれた研究から新しい経済を創り出すベンチャーキャピタルという仕事を強い使命感を持って始めた事が分かる。これがVCの原点。 ベンチャーキャピタルという使命 ドリオ氏にとって、ベンチャーキャピタルは宣教師のような使命感に基づいた活動であった。そして、その使命に賛同する仲間を彼は広く探していた。 "For Doriot, venture capital was a missionary activity. And he searched far and wide for those who believed in the mission." ドリオ氏のベンチャー・キャピタルに対するアプローチは、あまりにも宣教師的な使命感にに突き動かされたものであったという指摘がある。 "There are those who argue that Doriot was much too missionary in his approach to venture capital." 大学の研究から新しい経済を創出 大学や研究機関に眠る膨大な知識と研究から、新しい経済を創造...

大隈重信

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今年は 大隈重信 没後100年。薩長出身ではない非主流の立場で明治維新の日本の財政と外交に携わり、2回首相を務めた政治家。民間活力による産業振興を行う小さな政府論者であって、東西文明の調和の理想を持っていた。1881年43歳の時の政変で在野となり、44歳の1882年に東京専門学校を設立、その後政府に復活し、外務大臣だった1889年51歳の時に爆弾テロで右脚を失い、76歳から78歳まで二度目の総理を努め、1922年1月10日に83歳で亡くなった。「自分の人生には功績よりも失敗の方が多い」と述べる大隈は、鋭い直感力を持っており、やるなら命がけで本気でやれ、というのが幕末以来の信念だったと。 特にイギリス風の政党政治の導入を目標としていたことが印象深く、早稲田大学は、つまり日本のオックスフォード大学となるべく設立された、と理解しました。 明治維新の時に掲げられた日本という国の理想には全く道半ばで、逆に政治的、倫理的、科学力的、教養的にも日本社会は衰退しているのではないかとさえ思ってしまいます。100年前と言えばまだついこの間でもあり、改めて世界で輝く日本への理想を持って取り組みたいと思う。 イギリス風の政党政治を目標に 「イギリス風の政党政治を作り「 輿論」を政治に反映させ、東アジアに安定した秩序を作り、清国や列強と貿易を拡大して日本を通商国家として発展させることができるのは、伊藤ではなく自分である、と。」いう強い自負心が大隈にはあった。 ここで「大隈は、国民のよく考えぬかれた理性的な意見である「輿論」と、むしろ気分や感情に影響された意見である「 世論」を区別している。」 「大隈は輿論にもとづいた政治を理想とし、中産階級以上の自立した個人がリードしているイギリス風の政党政治をめざした。しかし、世論の力も知っており、世論に流されないように、さらに世論をできる限り味方に付けようと試みながら、理想の政治をめざした。」 経済発展も大隈は「イギリスの商業は自由貿易を主義として「大陸」を相手として世界のいたるところで「競争」してきたので発達してきた、とイギリスを理想のモデルとしてとらえる」。また「列強に対抗するためにも、さらなる教育の充実を主張した。読み書きや、国民の「心性を開拓」して知識を啓発する普通教育だけでなく、「専門学の講究」(高等専門教育と研究) も重要だと言う。それは、政...

VC25年目に、改めてベンチャーキャピタルについて

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明日からの2022年でVC歴25年になります。初心に戻り、尊敬するVCの言葉をまとめました。 (1)VCは事業を創出する事業 セコイア・キャピタルの創始者の ドン・バレンタイン 氏は、VCの仕事は「事業を創出する事業で、時には新しい産業をも創出する。VCは金融取引ビジネスではなかった。VCは新しい会社を作っていく。たまには新い産業も作っていく。」と言っています。新い会社を構築し、新い事業を創出し、新しい産業をも構築していくのがVCの使命です。 “ we were in the business of creating businesse s, and sometimes creating industries; we were not in the financial transactions business. We were going to build companies. We were going to build an industry once in a while” - Don Valentine, Sequoia.  Capital Gupta, U. (2000), Done Deals : Venture Capitalists Tell Their Stories, edited by Gupta, U., book, Harvard Business School Press, Boston. バレンタイン氏は2019年に亡くなられました。今はアカウントがなくなっていますがセコイアの投資先でもあったLinkedInで繋がっていたのは多分日本人で唯一だったかと思います。 (2)チームの構築と成長を支援 クライナー・パーキンスの ジョン・ドーア 氏は「 偉大な起業家とCEOは良いチームを構築できる。良いVCは良いチームの構築と成長を支援しなければいけない。」と言っています。会社も事業も人が集まって成す事なので、詰まるところ如何に良いチームを創れるかにかかっています。良いコーチとして、如何に人の心を動し人とチームを育てて行けるかがVCのアートです。 "Great entrepreneurs and great CEOs are team builders. And good venture capitalists must help b...

イスラエルの大学系VC - テルアビブ大学の「TAU Ventures」

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イスラエルのスタートアップはミリタリー技術の研究を基にしたものが中心で、イスラエルを開発拠点にしながら、シリコンバレー等の米国拠点で人材と資金を調達して世界市場を開拓する、技術スタートアップの「イスラエル・モデル」でこれまで成功してきました。 一方で、これまでイスラエルの大学からのスタートアップはあまり注目されて来なかった印象があります。大分前ににイスラエルの Technion ( イスラエル工科大学 )から大学によるVC設立の相談を受けた事があり、そのような話を聞いた記憶があります。その時は確か自分の大学だけのCaptiveのVCにすると上手くいかない、フィナンシャルなディシプリンが大事という話をしました。 その後、イスラエル国内トップの テルアビブ大学 がイスラエルの大学としては初の大学系VC「 TAU Ventures 」を2018年に設立、1号ファンド$20Mから18社に投資をされて、 今回$50Mの2号ファンドの設立を発表 しています。 Israel’s First University Venture Capital Fund Proves the Model Works TAU Venturesは現状イスラエルで唯一の大学系VCとの事ですが、他のイスラエルの大学も関心を持っているようです。 TAU ventures is still the only fund in Israel to be affiliated with a university, but he says most of the other Israeli universities have expressed interest in the model, and have been in contact with him. 但し、大学というビューロクラティックな組織でVCを作るのは大変で、大学はスタートアップのスピードに対応できず、独立した組織を作るのが一つのチャレンジだったと語っています。 There are several challenges, Cohen says, to establishing funds like this in Israeli higher education institutions. “Universities are fairly bureau...

早稲田大学のエンダウメント

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早稲田大学がエンダウメント(大学基金)の運用でPEにも投資を開始しており、2050年に運用資産3000億―5000億円を目標に据えているとの事です。 ようやく日本の大学でも 欧米の大学と同じように未来に投資し運用するエンダウメントの取り組みが始まっていることは素晴らしいです。 早稲田大学は寄付金などの資産を運用して教育や研究の財源に充てる大学基金の「エンダウメント」を展開する。 運用資産に余裕があることから、リスク回避と流動性にこだわらない150億円のエンダウメント枠を設定。リターンの高いミドルハイリスクのPE投資を始めた。 早大は大学評価機関の英クアクアレリ・シモンズ(QS)による世界大学ランキングと運用基金の相関を踏まえ、50年に運用資産3000億―5000億円を目標に据えている。 -  早大が教育・研究財源に充てる新たな大学基金「エンダウメント」って何? ニュースイッチ 2021年11月20日より。 Sequoia CapitalのMike Moritz氏は、母校のオックスフォード大学の エンダウメント を米国の大学のような運用する体制にすべく、彼が出身の クライスト・チャーチに 2008年に£25Mを寄付 した際は、自分の寄付にクライスト・チャーチが£75Mをマッチする事を条件として、これを オックスフォード大学の エンダウメント( 基金)運用会社の Oxford University Asset Management(OU AM)で運用させるようにしました。 また2012年に追加で母校への£75Mの寄付をする際も、£25Mの3回払いとし、Moritzの£25Mにエンダウメントの£25Mのマッチングを条件とし、更に追加で£50Mの寄付を募って合計£100Mに達した時に、2回目の£25Mの寄附がされるというインセンティブ設計をしている所が流石VCらしい。 いずれにしても寄付が消化されるだけでなく、未来への投資d運用されてその運用益が次の教育研究の原資となる米国のような大学エンダウメント運用の取り組みの口火を早稲田大学が切られたことは重ねて素晴らしい事だと思います。 自分もいつかMike Moritz先輩のような寄付ができる人物になりたいものです。 

モンティ・ホール問題

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  情報がある2/3の確率と情報がない場合の1/2の確率の差の16.6%は情報の量だろうか。

ベンチャーキャピタルの歴史

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  VC: An American History VCの歴史についてまとめた本(2019年ハーバード大学出版)   19世紀の米国の捕鯨漁にVCのルーツを見て、 ARD 、 Greyrock , Venrock , Arthur Rock , Tom Perkins , Don Valentine から2000年のドットコムバブル直後 までのVCの歴史が纏まっています。 ブームになったクリーンテックへのテーマ投資 はVC業界として失敗した取り組みでした。 ・Venture capital investments in “cleantech” in recent years appear to be a classic case of strategy-structure misalignment. 「VCファームのリターンにとって、GPの人的資本が組織的資本の2〜5倍大事であり、パートナーのタレントへの依存度が高いことからも、1959年のLimited Partnership の活用からVC業界は驚くほど組織的な進化をしていない。」という以下コメントがありますが、今のVCファンドが内包しているファンド期限の制約などは、いずれチャレンジしたい課題と思っています。 ・As the VC industry faces the future, an important question is whether firms’ organizational structures will ever add as much value as their “partner capital.” Michael Ewens and Mathew Rhodes-Kropf find that the human capital of the general partners in a venture capital firm is between two and five times more important than its organizational capital to explaining its returns. ・The fact that partners’ talent matters most is an important finding, and it...

オックスフォード大学のイノベーションへの取り組み

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 オックスフォード大学発ベンチャーのタイムライン。 元来ベンチャーなどからは縁遠い大学でしたが、25年前に ビジネススクール を創るという革命があり、大学がベンチャーに力れを入れ始めたのはここ5年強だと思います。特に2015年に東大でいう UTEC に相当する Oxford Science Enterprise(OSE )が設立されたのをきっかけに、 東大TLO に相当する Oxford University Innovation 社の活動も活発になってベンチャーの輩出が一気に活発化したのだと思います。 Oxford University Innovation     オックスフォード大学の100%子会社TLO+α 売上£31m(2020年) 大学及び関連研究者への還元額£16.6m(2020年) 設立スタートアップ数19社(2020年) 企業等との契約数846件(2020年) 学特許・特許出願管理件数4793件(2020年 Oxford Science Enterprise(OSE)   2015年設立の株式会社形式の外部の連携投資会社( Oxford Sciences Innovation から2021年に社名変更) グーグル等から£600m規模を調達、大学が一部出資 オックスフォード大学特許への優先アクセスと新設会社持分(大学と50/50)取得 オ大発ベンチャー100社の持分保有、現在の時価£2B うち60社の設立の関与し1500人に雇用そ創出 年間5社の大学発ベンチャー設立から年間20社に増加 年間 £125mの大学発ベンチャーへの投資から年£600m に増加 世界中から科学者と経営者人材をオックスフォードに引き寄せる

集団は非倫理化する

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人はなぜ集団では非倫理的になるのか?  (WIRED SCIENCE2014.06.18記事)より、集団になると脳から倫理が奪われるといるMITの研究。 なぜ人間は集団で行動すると、恐ろしい行為に走りやすいのだろうか。この疑問については数多くの説があるが、それらの説は大きく3つのカテゴリーに分けられる。第1は、「われわれ」の利益のために「彼ら」を犠牲にして行動するのは「合理的」だから、という説明。第2は、集団のなかに入ると、人間は匿名的な存在になり、個人の責任がごまかしやすいから、という説明。第3は、集団になると、個としての自己意識や、自分なりの道徳観念が薄れるから、という説明だ。 マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレー校、カーネギーメロン大学のチームはこのほど、この第3の説についてもう少し詳しく見ることにした。その結果、われわれは集団になると、「倫理と関係する脳の領域」の活動が鈍るらしいことが明らかになった。 「個人は性善説、組織は性悪説」で考えていると言っていた人がいたがその通りかもしれない。人類は社会的生物となり、企業や国を含む組織、自由市場による競争原理を発明して進化してきた。 個人が集まって組織を構成した時に、組織はまるで各個人を細胞としてもつようなシステム生命体となり、それを構成する個人とは異なる独自の意志を持って動き、時には暴走する。組織の中の個人が思考を停止して歯車化した時に 凡庸な悪 を生じてしまう。 集団の暴走を制御する為の組織や 企業のガバナンスと倫理 は極めて面白く大事なテーマ。脳科学や心理学的要素もあるが、人間の集まりである組織を研究する社会科学も今後のイノベーションにとってより大事になっていくと思います。 ところで 推論的ジレンマ では人 間の集団である組織の目標は、構成する個々人の目標とはいずれも一致せずに異なるものとなる、とされました。すると システム生命体としての組織という集団は、構成要素である個々人の意識とは別の「メタ意識」を持っているのでしょうか。 cf. 邪悪について、平気で嘘をつくということが悪の根源であり発現である 凡庸な悪

2100年の世界人口

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オックスフォード大学による2100年までの世界人口の予想。人口は頭打ちになるが、どうような世界になっているだろうか。 2020年: 78億人 2040年: 92億人 2060年: 102億人 2080年: 107億人 2100年: 109億人

倫理資本主義

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マルクス・ガブリエルの倫理資本主義が興味深い。倫理は神や精神論によらず善い行いを論理的に追求する学問で、今後世界の共通言語になると思っています。日本では倫理の教育が極めて遅れていると自分自身を省みて思います。 インタビュー冒頭で 日本には自由に対する多くの制約があります。 ある意味でこれはソフトな独裁国家だと思います。 と語っており、日本の本性を見透かされています。以下、彼の話のポイント。 コロナは人類への警告。人類は変わる必要があり、今後はスピードと成長ではなくスローな幸せの経済学が必要で、コロナをきっかけに倫理や道徳が世界の価値観の中心となる倫理資本主義が大切になる。 稼いだ富の意味は、富を共有できる可能性、他者の為に善い行いができる可能性を手にすることにある。稼いだ富を倫理観に基づいて再分配することで完璧な構造となる。 富の分配を倫理的価値の判断で行うことでより良い世界になる。1000億円稼いだら500億円は倫理的に善い行いに還元することで世の中に貢献できる。 善い道徳的な行いに価格をつけることで倫理資本主義という完全なシステムが実現できる。 カントの言うように機能する法律は道徳的構造によって構築されている。なので法に従っているのが悪魔であっても構わない。それと同じように企業がSDGsを信じていなくてもSDGsに従う企業の方が従わない企業よりもより良いと言える。 永続するサステイナブルな企業を作る為には、倫理的に善い企業であることが必要となる。企業の持続可能性を保つ為には今後全ての企業内に倫理チームが必要となる。今後、倫理士や哲学士のような専門職が税理士と同じように必要となる。企業内の倫理・哲学チームの目的はもちろん利益を上げること。

説得の科学

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リーダシップを発揮し人間社会で何か物事を成し遂げる為には、最後は人を動かせるかどうかにかかってくる。人をその気にさせる説得の科学( Science of Persuasion)についての動画が勉強になる。人間の意思決定は以下の6つのショートカットに影響される為、これを上手く活用すると説得ができてしまう。 Reciprocity(互恵原理):最初に想定外のギブをすることで、人はお返しをしたくなる。) Scarcity(希少原理):希少な者を人は欲しがる。例えば製品の利点を説明するだけではなく、その独自性を説明し購入しなかった時に失うことを訴求すると人は買ってしまう) Authority(権威原理):人は権威に弱く、説得に際してはなぜ自分が信用できる知識を持った専門家で権威があるかを相手に伝えることが重要となる。また自分の専門性を他人から人に伝えさせることがとても効果的。 Consistency(一貫性原理):過去との一貫性を人はポジティブに判断する。最初に小さなコミットをさせると、次にそれと一貫性のあるより大きなコミットを人にさせることができる。 Liking(好意原理):人は自分が好意を持つ人に対して同意することを好む。人は自分と似ている人、自分を褒める人、共通のゴールに向けて自分に協力してくれる人に対して好意を抱く。交渉の前に個人情報を交換してお互いの似ていいるところを見つけるとお互いにとってよりよい合意が出来る。相手との類似点を見つけてまずは褒めた後に仕事の話をすると効果的。 Consensus(総意性原理):不確実性が高い時に、人は他人の行動を見て自分の行動を決める。利点を伝えるだけでなく、自分と似た他人が同じ事をしていること伝えるとより効果的に説得されてしまう。 最後は自分と他人の心を如何に操れるかが究極のテクノロジーになるのだと思う。

モチベーション

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リーダシップの授業で、Zoom上でクラスの皆が書き込んだそれぞれのモチベーションのグラフの合作。人々のモチベーションは様様であり、またれぞれのモチベーションも時期や状況に応じて変化することを表している。

早稲田大学とオックスフォード大学

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いずれも都の西北に位置する 早稲田大学と オックスフォード大学 は 2020年4月17日付で 大学間協定を締結 されています 。「 この協定により、「早稲田大学と オックスフォード大学 の ”Computer Science”、 “Mathematics”、“Physics”分野での研究・教育面の組織的な交流の活性化が実現します。」との事です。 早稲田大学の Wikipediaの年表 を見ても 早稲田大学とオックスフォード大学はここ10年ほど近い関係があるようです。ぜひこれを更に深められればと思います。 2011年(平成23年) 10月 - オックスフォード大学に招かれ、吉永小百合がオックスフォード大学ハートフォードカレッジのチャペルで原爆詩の朗読を行った。 2012年(平成24年) 12月19日 - オックスフォード大学エクスターカレッジ学長来校。 2013年(平成25年) 4月 - 早稲田大学大学院入学式にオックスフォード大学フォルフソンカレッジ学長来校(4月2日) 10月 - オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールと早稲田大学ビジネススクールで双方向オンライン授業“Global Opportunities & Threats:Oxford (GOTO)“開始。 2020年(令和2年) 4月17日 - オックスフォード大学理工系3学部と大学間協定締結。

先人へのリスペクト

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京都大学広報に掲載された太田裕朗 さんの 「(寸言) 先人のエピソードを未来に」 を拝読しました。 「少し前,友人とオックスフォード大学を訪れた。有名なハリー・ポッターの映画のロケ地で知られるクライストチ ャーチの大食堂 は ,オックスフォ ード が 輩 出した 偉人の肖像画が数多並 んで いることで有名である。別の場所では,アインシュタインの筆跡が残る黒板など, 科学の発展のワンシーンを偲ぶ展示がある 。図書館もツアー見学可能で,今の天皇がお過ごしになったとのエピソードも残る。まるで歴史博物館に来ているような感覚を得 るが,観光客向けというわけではなく,何かを学び,成さんとする人に対し,示唆を与えること が目的のように感じた。人物の固有名詞が主役であって,その人固有のエピソードを伝えようと しているように感じた。」 以前の日本経済新聞の記事 「英オックスフォード大、少数教育が生む自信」 にも以下のような記載がありました。 オックスフォードの学生の多くは入学当初、「ペテン師症候群」に陥るといわれる。経済学者のアダム・スミス、哲学者のトマス・ホッブズ、物理学者のスティーブン・ホーキング……。大学で学んだ偉人らの名と歴史を刻んだ重厚な図書館や学舎、マトリキュレーションといった伝統に圧倒され、「自分は不相応な場にいる」と感じる。 しかしこの先人たちへのリスペクトの積み重ねに触れる事で自分自身の目線も上げさせられます 大事なのは、これが 各個人へのリスペクトの積み重ねであって、個人を殺して国や組織を崇めるものではない事です。 一人ひとりの個人としての先人へのリスペクトの積み重ねが伝統となって誇りとなり、それらが同じ試みを続ける勇気を与えてくれるのだと思います。  

量子力学の奥深くに隠されているもの

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  邦題 『量子力学の奥深くに隠されているもの: コペンハーゲン解釈から多世界理論へ』 :量子力学はその計算結果の正しさからshut up and calculate派により実世界での応用が進められてきましたが、その解釈はまだ未解決。コペンハーゲン解釈では、観測による波動関数の収縮を必要とする。これを避けるのが宇宙が分岐していく多多世界解釈。この本にも出ている Universe Splitter はジェノバの研究所で光子のスプリットにより2の選択肢を2つの宇宙に分岐するという設定のアプリ。このアプリにより設定した選択肢から分岐結果が送られて、例えばコーヒーを飲む自分がいる宇宙と、紅茶を飲む自分がいる別の宇宙に分岐されていく。この解釈だと観測者問題は回避できるが、無数に分岐する多くの宇宙が生成されている事になる。個人的には、宇宙の構成要素には時空間と物質エネルギーに加えて情報も根源的ま存在であると考えることから、この本ではごく簡単に言及されている量子ベイズ主義(QBism)もより興味深い解釈と思っております 。 AUdibile版 「Something Deeply Hidden - Quantum Worlds and the Emergence of Spacetime」

I stand upon my desk

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  "I stand upon my desk to remind myself that we must constantly look at things in a different way" 起業家に必要なのは勇気を持って立ち上がって別の見方で世界を見ることだと Jeffry Timmons 先生がBabson大学での授業で引用した映画 「Dead Poets Soceity」 の一場面がずっと心に残っています。